NPO法人 府中かんきょう市民の会

ふるさと景観




 府中市の南西部に位置する四谷、日新町あたりには昔なつかしい「ふるさと景観」とも呼べる風景が残されています。
 田んぼと屋敷林のあるこうした風景は、最近では多摩地域でもほとんど見かけることができなくなってしまいましたが、ここではタイムスリップしたかのような風景がいまでも存在し、9月にはヒガンバナも咲きそろい、いっそう郷愁を誘ってくれます。
 当会では、この「ふるさと景観」を後世に伝えて行こうと、四谷・日新町地域を景観法と府中市の景観条例に基づく「ふるさと景観保全地区」に指定して欲しいと市に提案しています。
本件は、2005年に開催した「水に親しむ環境づくりシンポジュウム2005」において、今でも伝統的な農村風景が残されている府中市の西南部の四谷・日新町地区を保存して行こうと市民提案として採択し、「ふるさと景観の保全と創出」に関する陳情を市長宛に提出致しました。