西府町湧水
「西府町湧水」は2004年に「東京の名湧水57選」に選定され、府中市内でも滝神社の湧水と共に貴重な湧水地になっています。
しかしながら、西府町湧水の上部地域に開設されたJR南武線新駅(西府駅)に伴って周辺の区画整理事業により都市開発が進み、崖線の一部の樹木が伐採されたり、畑の住宅化が進むなど、雨水の地下浸透に支障を来たすような開発が行われ、湧水の枯渇が心配されています。
そこで当会では府中市に対して崖線の保全と共に湧水の保全について要望書を提出すると共に、2005年から毎月湧水量の調査を続けており、2006年からは正式に市の委託事業として毎月1回、湧水量・水温の測定を行うと共に、夏と冬の年2回、PH、COD、大腸菌など7項目の水質調査を行っています
月ごとの湧水量(棒グラフ)と前月降水量(折れ線グラフ)2015年から2016年の1年間